よろず帳

旅と銭湯、その他思いついたこと色々。

東京観光記【上野のあたり】

上野公園辺りは一週間ぐらい余裕で楽しめるところだと思います。

 

恩賜上野動物園

4月6月そして今回7月と連続して東京に行っているのですが、毎回上野動物園に通っています。1回目の時に年パス買えばよかった、、。

通っている理由としては動物がかわいい(特にプレーリードッグ)というのもありますが、もう一つ。

「街や人、モノを見て気になったことをメモしておいて、後で調べる。」ということを少し前からやっていて、その「気になる」のきっかけづくりに動物園が物凄くいいところなんですよね。

気になった行動の意味や動物の生態を調べて、また出かけて今度は理解した状態で観察する。そうすると今度はまた新しい疑問が浮かんだり、他の動物と比べてみたくなる、、。それの繰り返しです。

 

名言的なものを自慢気に載せるのは、鼻につく感じがするのであんまりやりたくないんですが、すごく心に残ってるのがあるので今回だけ、、。

アメリカにあるブロンクス動物園というところに、こういう言葉が書かれているらしいです。

 

「結局のところ、私たちが守ろうとするのは愛するものだけ。

愛するのは理解できるものだけ。理解できるのは教わったことだけ。」

 

「愛する」と言うとなんだかむず痒いですが、少なくともいろんなことを知りたい・理解したいなぁって思います。

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元々「いろんな物事に疑問を持つ視点を持とう」という思いで始めたノート。言葉の語源や物の仕組み、最近は動物系ばかり。雑学おじさんになりたい訳ではない。

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何とも言えない顔をしていたケープペンギン。お疲れ様。

 

国際子ども図書館

上野公園のすぐ横。子供の本を集めた国立の児童書専門図書館

あの頃読んだ絵本や小学校の国語の教科書に載っていた海外のお話等々色々と懐かしいものも見つつ、海外の児童書や何かの賞をとったという絵本を手に取ったりしました。

印象的だったのが「ものがたり探し絵本」。大き目のページの中にセリフは一つもなく、たくさんの人物がそれぞれ畑を耕していたりバスに乗っていたり、、。タイトル通り自分で物語を探しながら読むことができる絵本でした。子供は想像力もつきそうですし、大人が集まって大喜利的に楽しむこともできる思います。

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写真では全く伝わらないのですが、建物がすごくきれいです。明治時代に建てられたそうで、100年以上飾られているシャンデリアなんかもあります。

・寿湯

銭湯が好きです。

唐突でしたが、旅行に行くと少なくとも1件は銭湯に入っています。

湯船に浸かれるというのももちろんですが、その街の一員になったような、空気感の一部に溶け込めるところがお気に入りです。銭湯に慣れない孫におじいちゃんがあれこれ教えてあげているところを見たり、横に座った人と目が合って、そこからいろいろ話したり、、。狭苦しい夜行バスやネットカフェも、翌日気持ちよく風呂に入るためと思うといくらでも我慢できます。

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前置きが長くなりましたがそんな僕が気に入っている銭湯「寿湯」がこちら。

上野駅から歩いて15分くらい。(もっと近い駅もありますがいつも上野から歩いているので)

風呂の種類が豊富で露天風呂もあり、何よりうれしいのがバスタオル・フェイスタオル・ウォッシュタオル(体を洗う用のタオル)の三点セットレンタルがなんと50円!

旅行においてタオルって結構荷物になってしまうのであまり持ち歩きたくないのですが、かといってレンタルタオル一枚だとちょっと足りないってことがよくあります。その辺がたった50円で解決されるのですごく重宝しています。

困ったらスマホの充電器も借りられて旅人にはありがたい銭湯です。建物もすごくきれいなところなので是非。

 

もう一か所国立科学博物館にも行ったのですがそれは次回に。